こ、これがあの伝説の……！ 「ホドロフスキーのDUNE」でもけちょんけちょんに言われていた、あの……！
いやまあ確かに聞いたとおりひどい内容になってしまっておりますね。デヴィッド・リンチの「悪趣味！！」という感じは存分に発揮されていて、造形的にもおーこの発想はなかったーみたいなのはたくさんありますが、しかしそれらが演出でちゃんと生きているかというとビミョー。というかなんであんなライティングにしてあるんだろう。明るくて全然雰囲気がなくて、むしろシュールな感じ。金ぴか木人椿はさすがに笑う。
ストーリーもまあザ・ダイジェストという感じで、多分スター・ウォーズ的な？ 神話感叙事詩は欲しかったんだろーなーと思うけれども、うーん思いっきり滑っちゃっているよなー。ってかなんでこういう大作感の必要な作品になんでデヴィッド・リンチが起用されたのだろーか。なぞ。
しかしこれだいぶナウシカ感ありますよね。時期的にもピッタリ同じくらい……だけど同じタイミング過ぎて、ナウシカが影響を受けて……とかじゃないですよね。そもそも元はマンガだし。いやしかし原作をみてどーのこーのはあったりするのだろーか。こういう想像力がわりと共有されてるみたいなのがあってもおかしくはないよなー。
