ガチラノ

死ぬほどどうでも良いわ…

リマスター: ボブ・マーリー

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先日ウガンダのボビ・ワインのドキュメンタリーが面白かったんだけれども、音楽があまりにも楽天的に聞こえて、レゲエってそういうもんなの? と思って見始めたんだけれども、まあ普通にシリアスにやるよねそうよね、という感じであった。そもそもボブ・マーリーとかレゲエとかあんまりよくわかっていないし、ラスタファリズムとかも全く知識がなかったりするので、そういう自分にはちょっと難しいドキュメンタリーではあった。もう少したっぷり音楽も聞かせてもらいたかったかなーとは思う。

のだけれども、ジャマイカの方はまあまあちょうどイイかなあというタイミングではあって、あーそうかーCIAが暗躍してキューバとの対立があってドラッグをカリブ海で高速船で運んで……みたいな状況は、なるほどそういうタイミングか……という納得感があった。っていうかホント、こういうところに武器をブッ混むアメリカの政策はひでーなー。

しかしこういう活動をしていて音楽で自分が中立であることを訴える、というのもなかなか面白いなーと思った。こういう活動って普通反権力とか自分の政治色を鮮明にすることに意味があると思うんだけれども、ひたすら平和の象徴みたいになるのはうーん本当にそんな立ち位置有り得るのか? という感じ。まああらゆる政府に反対していた、という話もあったから、政治そのものを忌避していたみたいなことなのかしらねえ……ちょっとわからない。