ガチラノ

死ぬほどどうでも良いわ…

ハリウッドを斬る! ~映画あるある大集合~

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なんか時間もねーし息抜きのコメディ見たいなーと思って見始めて、使われている映画自体は見たことある物が多いし個別に取り上げられる事象も全然楽しいんだけれども、全体的に散漫で気が利いてなくてなんかつまんねーなーって感じ。ダラダラエピソードの断片が取り上げられてて、しかも個別の掘り下げは浅くて、うーんなんなのこれ? と思いながら見ていた。文化的バックグラウンドが共有できていて、言語の理解も十分だと、もしかしてこれできっちり面白かったりするんかなー。

あとこういう映画のウンチク系だとハリウッドの歴史に触れざるをえないから、多少はポリコレ的な視点が入らざるを得ないのはわかるんだけれども、思った以上にそういった教示的側面が強くて、なんだかそれはそれでずいぶん窮屈だなーと思ってしまったよ。まあもちろん見ていて、「あるある」というのが「ステレオタイプ」の温床になるのはよくわかるし、そのステレオタイプを笑い飛ばすんだからポリコレ的な視点が入り込まなければならないのはわかるんだけれども、だったらエンターテインメントとしてもう少し気の利いたやり方でやって欲しいわけで……これがもし普通の教養ドキュメンタリーのような見せ方だったら、こっちの受け取り方も違うと思うんだよなー。