へー、こんなに密接な繋がりあったのか。軽く触れられているのを見たことがあるけど、こんなバリバリやりあってたとはなあ……いや、そもそも「マルコムX」についてちょっと知識が不足しているところもあるけれども。
ドキュメンタリー内部でも言及されているとおり、モハメド・アリってアトランタオリンピックで感動的なアスリートとして取り上げられた印象ばっかりが強くて、当時の公民権運動の中でどのように捉えられていたかってあんまりしっくりきてないんだよなー。でも改めて考えると、『ザ・ハリケーン』とかみるとそりゃあこういう時代の中で声を上げるの大変だっただろうなーと思うし、ジャッキー・ロビンソンが「やり返さない勇気を持つ」でメジャーリーグに受け入れられたことを見ると、やっぱり歴史的にすげー重要性を持つってのがよくわかるわコレ。
あと、カシアス・クレイからの改名っていうのが彼にとってめちゃくちゃ大きな出来事だった、というのもすげー納得。ブラック・ムスリムについてはもうちょいちゃんと知りたいなー。ともあれここら辺は様々なアングルから人権運動が強く主張された時期だったんだなーというのがよくわかる。
ただマルコムXについては、全然彫り込みが浅いというか、むしろ「彼の業績は皆すでに知ってるだろ?」みたいな感じで話が進んでしまっているので、あーもっとバックグラウンド知っておかねばなーと思わされました。