コップランド

コップランド [Blu-ray]

シルヴェスター・スタローンにロバート・デ・ニーロにハーヴェイ・カイテルですか。いやー、豪華メンバー過ぎて笑うわ。ジェームズ・マンゴールドってなるほどこういう映画を撮ってきたのか……

映画はニュージャージーを舞台にしていて、その地域ならではのニュアンスが前面にまぶされていて、うーん、これは解説が欲しいな……とはなった。途中で「君の瞳に恋してる」が流れてたけれど、あれ確か『ジャージー・ボーイズ』で取り上げられてた曲だよねえ。マルコムＸのドキュメンタリーで、たしか殺人犯と目される人物がいたのもニュージャージーだっけ？　ニューヨークが近くにある分だけ、そういう地元に対する愛憎が人一倍あるんだろうなあ。

やりたいことはわかるし、頭のヒキみたいなところも大変良いとは思うんだけれども、登場人物がオッサンだらけなのもあって、途中でストーリーを追いかけるのに結構混乱したのだった。そもそもＮＹＰＤの警察の腐敗みたいなところの理解が全然ないし、保安官との格の違いなんかもピンとこないからなあ。ロバート・デ・ニーロの役割とかもイマイチ良くわからないもんで、そこら辺の感覚が自然と掴めるような知識があったら、また見え方が違ったのかしら……