ガチラノ

死ぬほどどうでも良いわ…

健さん

 

健さん

健さん

  • 高倉健
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何はともあれスコセッシで爆笑。映画のドキュメンタリーでスコセッシが出ていないものを探す方が難しいんじゃないだろうか。っつーかスコセッシの映画に出てないよね高倉健。なんで出てくるのスコセッシ? と思ったら、えー、ポール・シュナイダー繋がりで、結構若い頃からちゃんと追いかけてるの? 「レイジング・ブル」のグローブをロバート・デ・ニーロからもらったりしてるの? 「沈黙」に出演のオファーとかもしちゃったりしてるの? いやー、スコセッシは本当に色々やってんだなぁ……

いやまあ中国での人気はなんとなく聞いていたから、ジョン・ウーなんかは予想できたけれども、まさかマイケル・ダグラスとかがこの長尺で出てくるとは思わなかった。確かに「ブラック・レイン」で共演はしていたけれども、これだけきちんとしたエピソードが出てくるってことは、やはり印象に残ってたんだろうなあ。想像よりずっと広くリスペクトを得てた役者なんだなーと思いました。

しかしこうやって時間に合わせて人物を追いかけていくと、高倉健が任侠映画出身で、徐々にキャリアを広げて行ったというのが改めてよくわかった。自分のイメージだと、どうしても「幸せの黄色いハンカチ」以降の、アクションというよりもむしろ実直な芝居をする健さんの方が印象先に来て、中島らものエッセイなんかで聞いていた任侠映画のイメージは後で出てくるんだけれども、なるほどこういう変遷があったのね。