ガチラノ

死ぬほどどうでも良いわ…

人生劇場 飛車角

 

そこで終わんのかい・オブ・ザ・イヤーが年初にして決定してしまったよ。まさかあそこで話が終わるとは思わなくて絶叫してしまったよ。いやこんなの劇場で見せられたらどーなってたかわからんぜマジ。

「人生劇場」をこないだ見たんだけれども、これが続編だとばっかり思っていたから、キャスト変更と重複エピソードに「えっ、えっ?」となった。満州を舞台にした作品が見たくて、続編が満州をやってるって聞いたから、それで「人生劇場」を見たんだけれどもなー……まさか別シリーズの続編だとは思わなかったぜ。

にしてもこれ、歴史的には結構重要な作品なのね。飛車角をメインに据えたことで任侠ものに……みたいな解説を聞くと、むしろそれ以前のヤクザ映画がよくわからんので逆にビックリしてしまう。

自分は深作欣二のヤツを最初に見て、キャストもオレの知ってるビッグネームばかりだったから、あーなるほどこういう風に語り直されたりしていたのか……とは思った。こっちはちゃんと芝居を見た印象がある役者は高倉健くらいだからなあ。いやしかし、それを差っ引いても83年の「人生劇場」は人物に強烈なインパクトがあったような気はする。

にしてもここまで「侠」にこだわるのを前面に出されるものにはなかなか触れなかったので、なるほどなかなか興味深いなあ。「仁義なき戦い」とかはこの先にある脚本なワケだよなあ。そういう意味ではこういうストレートなヤツにきちんと触れられて良かったと思いますわ。