ガチラノ

死ぬほどどうでも良いわ…

デュプリシティ ~スパイは、スパイに嘘をつく~

 

いやー、全然どうでも良いなー。

まず展開がたるいし内容に興味が持てないし内容を理解するのにも時間がかかるしで、正直映画のどこを見て良いのかわからない。OPとかどうでも良いおっさんふたりの映像を延々スローって見せられるって拷問だよ。「オレはなんでこんなものを見せられなきゃいけないんだ?」って怒りすら湧いてくる。いちいち入ってくる分割画面も正直こういうのがやりたかったのね、真似できて良かったネ、みたいな気持ちにしかならないし、ないわーってかんじ。あと世界中を移動しているんだったらもっとちゃんと土地の特色出した演出しろよーって思う。結局ホテルとかカフェとかそういうレベルでしかそれっぽさが出なくて、うーん貧困! という感じ。あと、これジュリア・ロバーツがあんまり魅力的に見えなかったのも乗り切れない原因なのかなー。こういうのってヒロインがめちゃくちゃチャーミングだったりしたら全然感じも違うのかもしれない。オレがそんなに興味がないだけ?

あとそもそもですね、ラストの大オチが序盤で結構バレバレなんで、全部興味なくなりますよね。「どーせこれ茶番でしょ?」っていうのが見えている状況で、しかしその裏を掻くような素振りを主人公たちが見せるわけでもなし、ハラハラドキドキとか成立しようがないですよ。唯一ふたりの恋愛軸を価値のあるものとして立てることは可能でしょうけど、パンツで試すエピソードとか「こいつらさっさと別れろよ」とかしか思えねーし、マジでもうどうでもいい。本当に酷かったです。