ガチラノ

死ぬほどどうでも良いわ…

ジェフリー・エプスタイン: 権力と背徳の億万長者

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デジタル庁の人事が問題になっていたので、果たしてどういうことだったの? という興味で見始めた。

Netflixの事実を追いかけた連作のオリジナルドキュメンタリーでありがちなんだけど、ちょっと全体がたるいというか、「もっと情報詰め込めるだろ!」という気持ちがある。あるんだけれどもしかし一方で、「女性たちの被害を描くにはそれに相応しい尺が必要なんだろうな」という気持ちもある。まあ向き合うしかないよな……

ただ、事件はそういった個人の部分にフォーカスが当たっていて、人身売買が組織的に行われていたのか? みたいなところにあまり踏み込んでいけてなくて残念ではあった。まあ明らかに個人のスケールを超えた事案だとは思うんだけど、番組にするだけの内容が固まらなかったってことかしら。あと資金洗浄の知りたかった部分は触れられてなくてうーんって感じ。

それにしても有名人がガンガン出てきてビビるな。トランプにクリントンにケヴィン・スペイシーまで顔見せされると、いやーさすがにちょっと好きに摘みすぎじゃない? みたいなことは思う。それだけmetooの運動が強力だったんだろうなーとは思うけど。

っていうかこういうドキュメンタリーを見ると、アメリカの社会では人権運動がきちんと社会を動かしている、正常に機能しているんだなーということが感じられて大変羨ましくなってしまいますねー。

デジタル庁の人事はどうなることやら……