ガチラノ

死ぬほどどうでも良いわ…

地球を救え!スタートアップが描く未来

 

あんまり興味の無い技術の話かなーと思ったら、それよりも半歩踏み込んで、スタートアップを阻害する規制の話だったんで「うおーこれは見たい!」と途端に前のめりになるのだった。新しい技術は既存の社会が機能しているルールの外側からもたらされる、だから法規制はきちんとそれに対応しなければならない……っていう点だけではなくて、既存の社会を成立させている大企業は、自分たちの地位を守るために規制を強化しようと振る舞う、みたいなめちゃくちゃ納得する構図が提示されていてなるほどって感じ。技術的制限以外にそれらの技術が進まない下地なんてそこまで想像したことなかったから、そうかー改めて言われりゃそうだよなーと感心しました。あとマジで二酸化炭素はこれから規制が変わって巨額のマネーが動きそうな気配よね。

あと個別のスタートアップの技術についても、想像したよりは全然面白くて、海でジャイアントケルプとルーム貝で効率良くたんぱく質を作ろう! とか、うーんこれはビジネスチャンスだな……と素直に思ってしまう。まあそういう人間がチョロく養分にされるのかもしれないけれども、まあ、そういう技術で夢を見ることは全然悪くないよなあと思わされました。