ガチラノ

死ぬほどどうでも良いわ…

ダンスか死か アハマド・ジュデの日常

 

えーそんな要素モリモリのところに病気まで混ぜなくてイイじゃん……いやあ……嘘でしょ……という感じ。シリアでダンサーで踊ると殺されるみたいな状況ですでに十分ドラマなのに……いやあ……

とはいえ全体の背骨となっているのは父親との関係で、まあそりゃあ泣いちゃいますよね。どうしたって「リトル・ダンサー」の望遠カメラのあのシーン思い出すわ。

飲み屋とかでもいちいち「シリアでは今も人が死んでるよね」みたいなことを赤の他人に話しかけるのはキツいなーとは思うんだけれども、しかしシリア出身でヨーロッパに行き著名になる、という裏には彼が背負っている特異なバックグラウンドがあり、監修は彼のそのストーリー込みでダンスを踊っているわけだからなー。そこは切り離せないよなー。そして彼もまたそれを受け入れる覚悟はできているんだろうなー、みたいなことを思った。

それにしても男性のダンサーってあんな感じの振る舞いをするのはなんでなんだろーか。ただのテンプレ偏見とかじゃないよなー……