マイ・プライベート・アイダホ

マイ・プライベート・アイダホ [Blu-ray]

わい、人間に興味がないから主役がホアキン・フェニックスのお兄ちゃんだって効いてビビる。あーそうかーいわれてみればなーなるほどなーリヴァー・フェニックスのエピソードもどっかで聞いたことあるわ。キアヌ・リーブスにばっかり意識をとられちゃったよ。でもまあ内容も芝居も確かにだいぶ納得感があって納得。大納得。

まーその、オサレでアートな映画って感じであんまり積極的に好きって言いづらいなーゲイを出しておくとなんかイイ感じになっちゃうような感じもしていやだなあ、という気もするんですが、うーんやっぱりあの焚き火のシーンを見ちゃうと問答無用で「あーうんいいよね」とも思っちゃう。あの告白受けてからのキアヌのリアクションからのストーリー展開は、いやあ、参っちゃうでしょー……葬儀のシーンとかの距離感がマジたまんないでしょー……

まあ美形のゲイを綺麗に描きすぎてどーもって感じもするけど、しかしなあ、バックグラウンドにそれぞれの役者の来歴とか重ね合わせるとなあ、なんか冷静な目では見られない作品ではあるよなー。ナルコレプシーともかさなって、映画全体に漂う儚さみたいなのを、愛おしまざるを得ないよなーという感じが、すごく、しました。