ガチラノ

死ぬほどどうでも良いわ…

コンスタンティン

 

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  • キアヌ・リーブス
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キアヌ・リーブスの映画なんだけどよーやく見た。数日前に「マ・レイニーのブラックボトム」見てるから、まーキリスト教圏の人間については、信仰ってのはほんとテーマなんだなあと思い知らされた作品。

なんだけど、こっちは元がコミックなのもあって、結構設定のリアリズムが極端で面白いなあ。現代社会に悪魔が存在する、という設定をどうやって共感持てる所に落とし込むか、みたいなことは結構すっ飛ばしてOKなのはやっぱりキアヌ・リーブスの力なのか。いやまあしかしだからといって、こういう非キリスト教圏にも名前がわかる大物悪役が突然出てきてOKなストーリーの構成は思い切りが良さ過ぎだよなー。そしてそういう大物と、急に主人公が渡り合ったりするので、なんかこーこの世界のスケール感はこれでいいの? みたいに思ってしまう所はある。まーしかしそんな展開がOKになってしまうのも、キアヌ・リーブスの力って感じはやっぱりするな。

タバコの吸いすぎで余命幾ばくもない……って設定さえ予定調和のように解消されて……いやー、しかしだったらもうちょい劇的な契約みたいなのをした方がキャラとしてはいいと思うんだよなー。続編がこれだけ長い間宙に浮いているってのは、続編に繋げなければならないって圧が弱かったのかなーとも感じる。それとも単にそこまで売れなかっただけなのかしら?