うーん……よくわからんな。
美についての映画で、たとえばオーディションのシーンとかは大変なるほどなーという感じがするのだけれども、ちょっと抽象的なシーンが多すぎてオレにはついていけないや……ここまで寓話暗喩で語られるとどーもこうどこを入り口にしたらいいんだろうなあ、という感じ。そういう回路をもっと作らねばならぬのだろうけれども。そもそも人間の顔があんまり見わけがついていないのでキアヌ・リーブスくらいしかよくわからないとか、そういうのもある。というかキアヌ・リーブスのやばさがガンガン出ていてそこはすげー良かった。あの短さであんなにイヤな感じを出せるのってなかなかないと思う。ケモノが部屋の中に入ってきてたのはマジで良くわかんなかったけど。アレを積極的に読み取りに行く姿勢が必要なのね。うーむー。つらいなあ。
いやそもそもエル・ファニングの魅力がオレにはよーわからんかったというのもデカいのかもしれんなあ。最初のカットは「うひょー」って感激したけれども、そっから先の彼女を見ていても、うーんなんだかあんまり魅力がわからんぞーって感じだったし……