ガチラノ

死ぬほどどうでも良いわ…

日本占領史1945-1952 - 東京・ワシントン・沖縄

 

やっぱりですねー、今の日本って国がどういう成り立ちで生まれたのかを再確認する必要があるよなーと思って読み始めたんですが、ですが、いやー、ほんと自分何にもわかってねーよなーと。日本史やってないのもあったんだけれども、とにかく戦後のゴタゴタがよくわからん。政党の関係とか、あとは共産党絡みの人物とか、もうサッパリわからんなーって感じ。そこら辺の政局についてはもうちょい知識を深めたらまた違うのかしら……しかし宮沢喜一は長く日本の政治を見てきたのだなあ……

まあとにかく占領下で民主主義を広めるにはどうすれば良いのか、っていう命題にまあ一生懸命取り組んでいるのがよくわかって面白かった。確かに中東のあれやこれで日本がモデルケースとされるのもよくわかる。なんか今では押しつけられただの洗脳されただのなんだの言われててきな臭いけど、少なくともこの本で書かれている感じだと「いかに押しつけにならないようにするか」っていうところに神経尖らせてたんだなーという感じがした。しかしまあ、断行するところは断行して、よくもまあこんな大胆な改革があの短期間にできたもんだわ。当初マッカーサーが武力の保持を徹底的に嫌った当たりとか、天皇制と民主主義のビミョーな関係とか、国連統治であるはずが実質アメリカの占領で、そこに朝鮮戦争が起こって日本に基地ができて西側陣営に組み込まれる流れとか、いやはや当たり前だけれども、今の日本がこうある原因が大体ここにあったんだなーという感慨はある。

あ、あと一際興味深いのは労働運動ですね。そうだよなー民主主義国家をつくるにあたっては、労働者の権利って本来このくらい根本で重視するべき権利なのだよなーと強く思いました。