ガチラノ

死ぬほどどうでも良いわ…

スタントウーマン ハリウッドの知られざるヒーローたち

 

ミシェル・ロドリゲスってミシェル・ロドリゲスだからアクションもしてんじゃね? とか思ったけどまあそんなことはないよね。そりゃそうか。

「ワンス・アポン・ア・タイム・イン・ハリウッド」でスタントマンに焦点が当たったわけだけれども、そうかー女性の視点からみるとなるほどこういう風な見え方になるんだなーというのがすごい。序盤に「初期のハリウッドは女性の割合が多かった」みたいなところから歴史を語り直す辺りとか、うーん誠実だなあめっちゃちゃんとしているなあという感じ。

あとはやっぱり基本的にハリウッドでのこういう運動は「労働運動なんだな」という側面が強いのもわかってとても良いです。男性が女性のフリをしてスタントするパートにあんなに時間が割かれてるとは思わなかった。でもそもそも女性の肘パット膝パットの使えなさとかハッとさせられますね。「スピード」のスタントのヤバさったらさあ……

全然ジャンルは知らずとも、その世界のレジェンドのインタビューなんだからおもしろくないわけはないんだけれども、うーんやっぱり重ねてきた年季が違うよなーってインタビューでとても良いです。あとなんだかんだ出てくる映画のいくつかは観れているのも良くて、「あーこのシーンのスタントか!」って気持ちになれるのも良いですね。

それにしてもパム・グリアはまじでかっこいいなー。