パート1はおおよその概略とコミューンがコロラドに来るまで。
なんかすげーなー、インド系のカルト宗教の最大公約数的なイメージがここに……みたいな感じがある。ニューエイジ! という感じ、なの? この時代のこんな所にあまり知識がなかったから、おーなるほどこんなことがあったのかーという純粋な驚きがある。こうかーコミューンの経営とかこういう仕組みで行われていたのかーという納得。こういう人を束縛して利益を吸い上げる仕組みっていうのはずーっと続いているワケね。
各地域の人間がインドに集まってどうこうみたいな序章って内容のパートワンで、まだまだ全貌は見えずにむしろ「さっさと進めてくれ!」という感じがなくもない。というかこの先の出来事が気になる。めっちゃ気になる。
面白かったのはインド内でも迫害されたカルトがアメリカの新教の自由に目をつけて国を出てきたところで、それってある意味ピルグリム・ファーザーズ的なアメリカ史の再現にも捉えられ、なくも、ない? みたいなニュアンスがあるよなー。
しかし全てが終わってインタビューを受けるシーラの振る舞いの深みったらない。その振る舞いを見ているだけで、うおー彼女は何を体験してきたんだー? ってかんじになる。枕の過激なパートがなかなか面白かったので、果たしてこのカルトがどこまで突き進んでいくのか、大変楽しみです。