ガチラノ

死ぬほどどうでも良いわ…

モリーズ・ゲーム

 

モリーズ・ゲーム(吹替版)

モリーズ・ゲーム(吹替版)

  • ジェシカ・チャステイン
Amazon

いやいやオヤジ……おめーふざけんなよ……オヤジのカウンセリング一発で解決するならちゃんとやれよ……物語上仕方ないのかもしれないけれど、この構造だとオヤジが娘と和解すれば良かっただけの話になってるじゃねーか……それを怠ったせいで娘の人生めちゃくちゃになってるんですけど……笑顔で夕食とか取ってる場合じゃないでしょ……こんなの絶対おかしいよ……

という疑問が浮かぶこともなく「うーんおもしろいね」って感じで見られるのでさすがだなーと思う。というか情報量の出し入れがスゴイよねー。弁護士の納得ポイントが後半まで明言はされないつくりも、きちんと機能していてうーんすごいなーと思う。あの協議のシーンで、モリーが守り続けてきた信念がバーン! と叩き付けられて、そこで弁護士との信頼が「なるほど」ってなる感じ。だからこそその後のオヤジとの和解の二段構えが「えー?」ってなるわけだけれどもさ……

しかし「プレイヤーX」の存在感スゴイよなー。オレからするとスコット・ピルグリムの印象がめっちゃ強いんだけど、まあこの人にこういう振る舞いされたらそりゃー納得するしかねーよって感じはする。