ゲームほとんどやらない人間なのでよーやく終わらせた。
コンセプトがはっきりしているものは好きなので、このゲームも嫌いにはなれないのだけれども、流石にストーリーがどーでもよすぎる。抽象化して棒と縄をやりたいのはわかるがしかしそれにしたって人間の抽象化されたエキスみたいなのを表現するにはストイックすぎる気がする。人間に興味が持てない自分みたいな人間もきちんと疎外感とかで共感させて欲しかったなーと思う。生き死にという概念を真面目に扱おうとしたあまりそこら変があまりに軽くなってしまったなーという感じ。いやまあこの題材ならこうなるのもしょーがないかも知れないけど……しかしやはり感情移入を避けすぎだったのではないかなーというのが正直なところ。せめてBBにはもっとしっかり感情移入してプレイしたかったぜ。最後の最後まで全然愛情みたいなの感じなかったのはこのゲームデザインとしてありなの？
まーそもそも自分がゲームとストーリーの組み合わせをちゃんと信じられてないってのがでかいよなー。延々トラック運転していたかったというのが本音であるので国道作り終えたところでオレのDEATH STRANDINGは終了しました！ という感じであった。後半ステージマップ的に結構力尽きている感じもしたし、うーん……通信が繋がることでやれることが増えていくというのはゲームデザインとして大変納得感があり好きなんだけどなー、そういうシステムがもうちょっとストーリーと噛んでゲーム体験になって欲しいとかそういう視点で見ちゃうんだよなー。それはそれで偏った見方なのだろーけど……
