ガチラノ

死ぬほどどうでも良いわ…

フォックスキャッチャー事件の裏側

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こないだ映画を見たばっかりだったけど、あーなるほどーそこら辺のエピソードをこっちの方にずらしたんだなーという意図が大変よくわかって面白い。なんでそうしたんだろうなーと思ったら遺産相続していたのか。っていうかデュポン家の遺産かよ。マジかよやべーな。そりゃ友情も投げ捨てるわ。マジかよ。

まあ上のところで大体言いたいことは終わってて、おーそこに血とゲイのテーマを見出すのが脚本家の仕事かーと感心しかないのだけれども、しかしドキュメンタリーとしてはそういう人物であるニュアンスはそこまでなく、それはそれで「えー大丈夫なのかなあ」と不安になる。映画の方で後半がだいぶ端折られて唐突に兄が殺されたのは、脚本をああいう流れで成立させるためには必要だったけれども、かなり創作的な要素がでかいわけなのですねー。

まあしかし、やっぱりあの最後の流れはこのくらいちゃんとフォロー入れてもらえないとわからんよなー。コカイン中毒のくだりも中盤で仲を深めるために描写しちゃったわけだし。しかし有名な事件で実際の人物であるだけに、フィクションでどのように人間を描写するべきなのか、的な倫理的なあれやこれやには、やっぱりちょっと考え込んじゃう内容ではあるよな……