ジャン・コクトーって名前はもちろん知っているけれども具体的には全然わからんのよねー。オルフェウスもまあさすがに伝説のハイライトは知っているけれども、ディテールは正直知らん！ 当時のフランスの状況とかも正直良くわからないので、もう少しバックグラウンドを知っている状況で見た方がいいのだろうなー。 1889年生まれの人間が1950年に撮った映画、という時点でものの見方も違うだろうしなー。エコール・ド・パリのまっただ中にいた芸術家なワケでしょ。ダダイズムだの何だのあったんだろうなーあんまり良くわかってないけど……
映画自体もまあいかにもーって感じはするが具体的になにがいかにもなのかはわかっていない。鏡であっちとこっちを行き来するが鏡のモチーフが生死の間をつなげて良いのかもあんまり良くわかってない。いいのかなあ。
モノクロの雰囲気は確かに良く、王女もさすがに色気があって良いなーという感じで、あと向こうとこっちを行き来する描写も悪くないなーとは思うのだけれども。うーん、ちょっとテンションが着いていかないのだった脳みそがチューニングできてないなあ……
