うおーやべー。炭鉱町からオタクが抜け出すには科学コンクールで優勝しなければならないとかアメリカ地獄か。だって炭鉱町ったってせいぜい100年とかそのくらいの歴史かないワケでしょ? そういうところから抜け出せないとかいやーそうかーそりゃトム・クルーズもフットボールがんばるし、トランプも当選しちゃうよなー。っていうかラストベルトってこういうところなのねーめっちゃ納得した。
しかしこの話はどう考えても友達が良いヤツ過ぎるよなあ。つるんでる仲間が突然ロケットに情熱を燃やし始めたからってそれにちゃんと付き合ってやるんだからなあ。ぶっちゃけ友達が一体どんなことを思っていたのかそれを見せるエピソードとかが見たかったのだった。
あと労働組合の描き方がセンシティブなのだなーと思う。父親が息子にロケットを飛ばすためにストを妥結させちゃうのはお話的にどーなんだ? とは思うけれども、映画としてはそこら辺の善悪をヌルッと素通りしちゃってるのはある意味テクニックだと思う。
まあ色々あるけどラストのロケット打ち上げでバッチリオッケーよね。同じ空を見上げている様子を次々流すだけでこんなに感動的になるのはやっぱすげーよなーずるいなー。