ビル・マーレイが大統領って大丈夫か。第2次世界大戦を本当に戦い抜けるのか。パラダイス・アーミーみたいになるんじゃないのか。正気かおいアメリカ。
とか思ったけれどもまあなんというかこういう映画がやってくるとは思わなかったなー。多少はフランクリン・ルーズベルト周りの話も見ていたから、まあ障害を持っていて広報的にはあまりそれを見せなくて……みたいな話は知っていたけれども、不倫というかハーレムというかそういう人物像をたっぷり描く映画だとは全く思わなくてビックリだぜ。ぶっちゃけそっちのドラマはあんまり良くわかんないというか、ああいう立場で公然と不倫をして……みたいなのが想像できないのであんまりおもしろくもなかったのだった。内面とか読みとれんのはおれがあんまり細やかさがないからとかなんだろうなー。
っていうかあんな田舎に国賓を迎えたりするのはアメリカ的にアリだったんだなー。エリザベス女王と一緒に来たのは吃音のあの国王さんね。イギリスとの関わりってチャーチルとあーだこーだやるのかと思っていたからそこら辺はちょっと残念ではある。
まーしかしお互いに障害を持った国の指導者が向き合うシーンはなー。色々考えさせられるなー。選挙で自ら大統領になった男と、生まれついて国の代表となる運命をせおわされた男の対比がなー、なんともなー。