朧気に記憶にあるけどあーそうかーこんなヤバいことが起こってたんだロサンゼルス。911とかは後の映画で「あーここは911だなー」みたいなシーンがガンガンあった気がするけれども、ロサンゼルスの暴動も影響は与えてないわけないよなー。今度ちょっと気をつけてみてみよう。
とにかく火。暴動を象徴するのは火なんだなーというのがよくよくわかるドキュメンタリーでした。もちろん略奪とか個人の武装とかもショッキングだけれども、混乱して交通が滞った町で同時多発的に起こる火事の煙が一番印象深い。丘の上からモクモクと煙の上がるロサンゼルスを一望する光景とか信じられないくらいショッキング。空撮した火事後の街並みも、かなり胸に刺さりますね……
あと改めて思い知らされたのはラジオが果たす役割で、震災のあとも思ったけど、混乱した人間の心を慰めてくれるのは人間としての対話なんだなーというのがすげーしっくりきました。編集が前提のテレビではあり得ない効果だよなあ……元々ラジオは好きだったけど、うーん、やっぱりいいなあ……ラジオ……
しかしなんつーか、やっぱりアメリカの司法制度ってやばくねーか。というかなんでこんなに司法制度がドキュメンタリーの題材になっているのか。ってかむしろ日本の司法制度が注目されていなさすぎるだけなのかしら……
