ガチラノ

死ぬほどどうでも良いわ…

ミッドナイト・イン・パリ

 

もうこの「ロートレックキター!!」のテンションの上がり方! こういうエンタメの中で自分が手に入れた知識がちゃんと機能している感じってたまらんものがありますよね……

ってことでウディ・アレンの素敵な作品なんですけど、まー相変わらず素敵でございますね。でもなんかウディ・アレンって見ると「おもしれー」ってなるくせに見る気が不思議と起こらなくて億劫で、だから「絵画作品見るぞー」と思ってマイリストに真っ先に入ったのに伸ばし伸ばしになってたんですよ。そしたらもう、これを結果オーライと言わずしてなんと言いましょうか……

アメリカ文学は正直全然馴染みがないので序盤こそちょっと厳しく、「あーうん名前は知ってる」レベルの感じではあるのですが、あーはいはいピカソの女癖のヤツねとかはいこの杖の導入はもうダリでしょー! とかだんだんテンション上がってくるあたりでやってくるロダン! まあモネのお屋敷も出てきたからそりゃあ出るよねーとか思ってたら! ムーランルージュがドーン! ワーオ。アール・デコの装いがあの年代で奇異に見られてるシーンだけでもう大爆笑でございます。しかしなんでこのジャケでゴッホが出てこないかだけは謎。なんでや。

まーなんつーかザ・インテリなウディ・アレン炸裂って感じで、まあこういうの楽しんでるのはいけ好かないヤツっておもわれんだろーなーと思いながらもまあ楽しいからしょーがないよね。最終的には「ノートルダムの飛び梁きたー!! ゴシック建築だあああああ!!!!」とかなっちゃったもん。

あー、なんか正直だいぶパリに行きたい気分になってきたな……