ガチラノ

死ぬほどどうでも良いわ…

タラデガ・ナイト オーバルの狼

 

アダム・マッケイとウィル・フェレルのいつものヤツ、なんだけど、なんかこの話はだいぶストーリーがちゃんとしていてビックリする。カーレースをテーマにライバルと友情と家族の話をまあまあちゃんとやり切ってるんだよねえ。ってかコメディなのに120分の映画をちゃんとやり切るって実はすごくない? 中身はまあいつものしょーもないコメディなのに! いや、だからって作品全体が面白いかというとそういう別にそーでもないのだけど。レースとかクラッシュとかの画は「うおーすげー」と迫力満点でびっくりするのだけれどもそれがこの映画に必要なのか? といわれるとマジでわからん。

あとやっぱり文化の違いが大きくて、まあ笑いってマニアックにした方が面白いんだろうなーというネタばかりでそこら辺は残念よね。多分偏差値ちゃんと高いギャグがガンガン入ってるんだろーなー。子供の成長ストーリーになってるのはやっぱり笑う。

そういや日本では時事ネタをガンガンぶちこんだコメディ映画ってあんまりパッと思い浮かばないんだけど、それはアメリカの映画の懐の深さなのかしらねえ。日本じゃテレビではできても映画にまでする感じにはならないのかもしれないなあと思った。