ガチラノ

死ぬほどどうでも良いわ…

ロダン カミーユと永遠のアトリエ

 

いやー、おフランス。いかにもおフランスという感じ。

そりゃまあ肉体の表現を追求する彫刻家でございますから、人体には興味がおありなんでしょうけど、それにしたってもうとっかえひっかえやりまくりで正直呆れるよ。いやまあ別にいーんだけど、周囲の弟子からしたらこれたまったもんじゃなかろーよなあとか変なことを考えてしまうのであった。そんなクッソ重い絵作りされても、おじょーひんに絡みのシーンを処理されても、まあむしろそういう風に愛と芸術みたいなつくりにされればされるほど、私なんともこー言い難い感情が湧いてきましてよ。

カミーユという女性が弟子であり恋人であり、の生活を描いているのだけれども、まあ彼女に惚れるのはわかる。わかるんだけど、突然彼女が自信の創作に対する不満をぶちまける辺りで、あー芸術家というのはまずそういう不安に対していかに向き合うのかだなあ、と思うし、んーすると精神の均衡を保つために女性とセックスしまくるのはいわゆる逃避だよなー、とか思わなくもなく、いやしかしそのせいで被害女性が精神やられちゃうワケだしなー。いやあ……

あとラストで突然彫刻の森美術館が出てきたのにはビビった。結構最近行ってきたばかりだっただけれども、正直そんなに印象に残ってる作品ではなかったので、もうちょいちゃんと見てくれば良かったなー。