ガチラノ

死ぬほどどうでも良いわ…

ベトナム戦争の記録: シーズン1: デジャヴ (1858年〜1961年)

www.netflix.com

最後に出てきた「ティム・オブライエン」って、『本当の戦争の話をしよう』の作者だよね。突然出てきたから「!?」となったよ。

ってことでなんだかんだベトナム戦争関連の映画や小説なんかは読んでいるんだけれども、全体の流れみたいなのはいまいちよくわかってなかったのでシリーズで学ぶかーと思って見始めた。60年代のアメリカについてはさすがになんとなーく流れがわかってきたんで、関連知識があると頭に残りやすいかなーというのもある。

で、とりあえずこの回はベトナム戦争前史というか、第二次世界大戦が終わってホーチミンがフランスに対抗するあたりを厚くやっているわけだけれども、あーなるほど今見ると全然見え方が違うわねー。港湾労働者が左翼ってのはあーそうかーそういう流れなのねーって感じ。朝鮮戦争とかドミノ理論とか、まあ一応教科書レベルでは知っていたつもりだけれども、うーんなるほどそういう流れなのかーってのがようやく腑に落ちたなあ。あとGHQの占領政策を一応一通り当たったのも結構大きい。そうかアメリカは極東に民主主義を植え付けたという自負があったんだよなー。今、この状況で見るともーちょいちゃんと考えるべきだったと思うけどなー民主主義。

あとケネディって当たり前だけどキーパーソンなんだなあと思った。民族自決を後押しする立場でありながら、なんでベトナム戦争にズブズブ……と思ったんだけれども、そりゃまあ普通に反共の立場からであるのよね。いやー、共産主義への拒絶反応は、やっぱりめちゃくちゃ凄かったんだろうなあ。まあキューバ危機とか起こされる位だからしょーがないのだろうとは思うけど、なるほどなあ。