ガチラノ

死ぬほどどうでも良いわ…

グラス・イズ・グリーナー: 大麻が見たアメリカ

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Netflixには大麻解放しようぜ系のドキュメンタリーがガンガンあってビビるけど、これはかなり体系的にバックグラウンドが説明してあって大変勉強になった。というか『13th -憲法修正第13条-』で労働力確保のために黒人が狙われて刑務所に入ったって話が、ここまでストレートに大麻開放のロジックに組み込まれてるのねー。めちゃくちゃ納得、ではあるんだけど、ここまでロジックが理路整然としているとなんかこー疑いたくなっちゃう気分もある。こういう根っこに個人の趣味嗜好がある主張はちょいと間引いて聞かなきゃならんよなーと思った。

とはいえ大麻が黒人の音楽文化と密接な関わりがある、というのは改めて説明されてめちゃくちゃ納得。たまーにジャズとか聞いても言葉の意味までは全然追っかけないもんなあ。あとヒップホップ文化がひとつの大きな転機になったのも重要だなーと感じました。コカインじゃなくて大麻を、って教育の役割を楽曲が担っていたとかちょっとすごすぎる。ってかスヌープ・ドッグの吸いっぷりはさすが笑ういましたアメリカはホントに大麻吸えるような状況になってんだなー。

音楽以外にも、ヒッピー・ムーブメントで白人にも広がったとか、アメリカ史の中でのドラッグの役割が垣間見れる内容で、大変興味深かったです。