ガチラノ

死ぬほどどうでも良いわ…

AIに潜む偏見: 人工知能における公平とは

www.netflix.com

OPで「2001年宇宙の旅!」と閃いた自分の直感は間違ってなかったのであった。

作り手側の意図も絡んでるんだろうけれども、黒人女性が表に出るのが「そうだよねー」という感じ。まあ差別に対する問題は被差別者が告発するのは当たり前と言えば当たり前なんだけれども、ハッカー文化のような社会から言えば端っこだったり、法律的にはグレーだったりするような所から生まれてきた技術が、メインストリームになっているのだなあ、そして企業と自由競争の原理でその思想が問われているのだなあというかんじがすごくする。そういう意味では周辺の声を拾い上げるためのメディアの役割が重要だよなーとは思う。「Facebookは自分に不利な選挙結果を操作できる」みたいな話があったけれども、同様のことがこの番組にも言えるわけでね。バイアスから利益を受けている側は、人工知能でバイアスを強化する方向に働く。だからこそメディアとしての責任の有り様を明確化して世の中を意図的に公正に持っていく取り組みが必要ってワケだ。

しっかし、AIのモノローグは寒いなあ……あんな安い演出で煽らなきゃならないような視聴者までリーチ仕様としてるドキュメンタリー? それにしてはちょっとピックアップする事象がわかりづらいよーな。

あとオカシオ・コルテスってこういう役回りでピックアップされるんだなー納得。やっぱりマジで若手のホープであるのね……