ガチラノ

死ぬほどどうでも良いわ…

リスク: ウィキリークスの真実

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あー、これ『シチズン・フォー』の監督の作品なのか。というか『シチズン・フォー』は観たはずなんだけど感想ここに乗っけてないな。まあいつもクソ雑な感想だけど、なんだかんだ文字で残しておくとそれを観た時の印象を思い出す、というか書かないとすっかり忘れていることが多いので、クソ雑でも良いのでちゃんと書かなければなーと思った。

ということでこの映画なんだけど、あー、うー、うーん……監督の予備知識いるヤツじゃないコレ? 締めのタイトル回収もそういう感じだしさー、全体に視点者の語りがかなりポエティックだしさー、そういう展開は全然予想していなかったのでちょっとビビった。

そういう意味で面白いのはレディ・ガガが取材に来ているパートで、あれアサンジを撮影しているレディ・ガガを撮影している監督、みたいな構図になる。でもってレディ・ガガが明らかにウィキリークスの技術的だったり社会的影響だったりではなく、アサンジのパーソナルな部分に焦点を当てようと質問していて、まあだいぶメタいよね。あるいはスウェーデンとの裁判での弁護士との話し合いで、公的な場所でなければ……という前提で過激なフェミニストが政府と結託して自分を陥れようとしているみたいな陰謀論めいたことを語り、弁護士が困惑している姿を編集で繋ぐとか……

個人的にはハッカーの人間性を追ってもあんまり収穫はなかった作品になっているように思え、もう少しハッカーたる所以、行動原理なんかが見えた方が面白かったのになー、その意味で監督はちょっと敵対的すぎるというか、リスクのある位置に立っちゃったのかなーと感じました。