そ……そこまで行って犯人捕まらんのかよ……という感じ。
こんなに長くする必要あった？ というのが正直な所。引っ張って引っ張って、まあ引っ張るってだけ求心力強く持たせるようなミステリーもないんだけれども、でも結局の所わかりませんでしたオチなのってしょーじきどうなの？ 序盤のヒキもそんなに魅力的ではない上に、「どこかで酔っぱらって行ったのかも知れない」みたいな締め方もクソ雑だったし……思わせぶりに美術館内のセンサーのあれやこれやをＣＧで見せても、結局何かを指ししめすわけじゃなかったという……うーん、雑。盗難の対象がなぜオランダルームに偏っていたかとか、そこら辺も全然触れられていないのがよーわからん。とはいえ確かに重要作品が盗まれている感じではあるのだろうか。
しかしまあフェルメール盗まれるのはショッキングよなー。レンブラントも重要な作品ではあるのだろうけれども、フェルメールの作品がかなり少ないことは知っているので……
しかし減刑の取引材料として美術品が用いられるってのはマジか？ という感じ。その視点は全くなかったぜむしろ刑が増すのかと思った。そんなの前例にさせちゃマズいよねやっぱりこれ。
しかしまあ、ガードナー美術館、行ってみたいなーとは思いました。ああいう部屋全体がある種の美術品的に配置されている美術館ってなかなか入ったことがないので……
