ガチラノ

死ぬほどどうでも良いわ…

オッド・トーマス 死神と奇妙な救世主

 

いやーこれは……その……つまらん……

このことごとく色んな要素がダダ滑りしている感じはなんなんだろう。低予算なのがまあ丸わかりだから全然期待はしていないのだけれども、洒脱な語り口でやろうとしているのがことごとくどーでも良いのがだいぶしんどいなー。最初の幽霊パートはおっと思ったけど、そこから先のチェイスから逮捕までの流れのテキトーさがちょっと耐えられない。敵キャラのどうでも良さが本当にどうでも良い。最初から全然格上って感じがしないで出てきてウロウロするだけで、なんで走って逃げたりするのかもサッパリ分からず、挙げ句「自分が操作されていたんだ!」って自分の口でいうそれ? ってか何でそう確信したの君? 敵がグルで複数犯なんてのもまあマジでどうでもよくて、ってかそもそも爆弾で吹き飛ばすなら乱射パニック起こさない方が成功率高くね? そしてストーリーの中心にいるべきヒロインとの関係性も本当に心底「え?」という感じで、そんな状況なのにラストのトリックやられても「はい?」という感じ。全くこれっぽっちもどーでもいい。どーでもよすぎてビックリする。

いやー、本当に厳しい映画だよなー。これだったら延々ダイナーでパンケーキ焼いてた方が面白かったんじゃないかと思うよ。