ガチラノ

死ぬほどどうでも良いわ…

パイレーツ・ロック

 

パイレーツ・ロック [Blu-ray]

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わはははは、このジャケットはズルい。あとニック・フロストもズルい。

海賊船がラジオで法の目を潜って放送していたのは知っていたけど、文字だけだとどうもこうピンとこなかったんで、なるほどこういう空気感だったのかーと納得の作品。今はもうそれが当たり前の世の中に住んでいるけれども、ロックが世の中を席巻する前と後ではやっぱり文化が大きく変わったんだなーと言う感じがすごくしますね。あと自分も中高生の頃はずっとFMラジオを聞いていたので、あーなるほどこういう出自があるのねラジオDJってのは、と今更ながらしっくりきたりもした。

しかしこの作品変な話だよなあ。脚本的にはマジで良くわかんない。主役の童貞卒業話は途中でフツーに唐突にクリアされちゃうし、並列で進んでいた政府側のドラマはぶつ切りだし、んーなんかそのあたりもうちょっとなんとかできんじゃないの? って感じ。

音楽に関してはまあなんか色んな有名曲がガンガン使われてるけれどもセンスとかは正直わからんからなー。しかし音楽流れてるときの人々の幸福なモンタージュを見ているだけでまあ笑顔になってしまうよね。それはしょーがない。あと沈没船の下りはたっぷりで、まあそこまでやらんでも……とか思いながらも、あれだけやるからこそラストのダンケルクがうーんこれだけやればまあ良いかって感じになるんだろうなー。