ガチラノ

死ぬほどどうでも良いわ…

愛と青春の旅だち

 

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うーんマッチョ。スーパーマッチョ。一番のどん底をどうやってクリアするのかなーと思ったら殴り合いで笑った。なんでアレで色々解決するのかわからんけどでもまあなんとなくまあいいやってなる感じもする。あーでもそーかあそこでDORを申し込んで殴り合ってでもDORされなかったのが、一応ストーリー的には親友と対比になっているのか。そして主人公もそこで殴られることによってなんだかんだ罰せられてる感じはあるよね。うーんなるほどなるほど。

自分の出自が微妙で居場所がない人間が肉体鍛えて国家に忠誠を誓い軍人となり、美女と付き合いセックスして子供もできちゃったりできなかったりでDORは自殺して、でもイケメン主人公はノーヘルバイクで結婚を誓ってストップモーションエンディング! というのはまあある種の欲望に忠実なテンプレって感じがする。不安な個人がセックスに流されつつ国家と家庭に居場所を見つけるって、うーん形式としてはめちゃくちゃマッチョよね。

それにしても訓練キャンプの映画ってなんだかんだ結構あるのだなあ。しかしまあ『フルメタルジャケット』とか見た後だとそんなヒューマニティ溢れる教官でよいのかよ? となる。人殺しのために人間性を塗り替えられる場所としてアレだけツッコんだキューブリック作品が、後のステレオタイプになったのもまあ納得だよなあ。

あと主題歌がズルい。こういう有名曲がラストに流れると映画の良さがなんとなく2割増しくらいになるので卑怯。