ガチラノ

死ぬほどどうでも良いわ…

経済学を学ぶ

 

大きくマクロ経済とミクロ経済に分けてあって、さすがに大体すでに知っていたことではあったかしら。マクロ経済学の国民総生産とかの辺りはなるほどそういう定義になっているのねーとは思ったけど。あとは大体何だかんだ聞いたことがあった話なので、初心者向けの話ではあるんだろうなーとは思う。

でもまあ正直うさんくせーなーこの態度は、とも思ったよ。こうやって神の見えざる手で経済がコントロールできるのである! みたいな上から目線が、現実の経済の実態と乖離しているというか。それだけちゃんと経済が解明できてるなら、なんで我々の生活は楽にならんワケ? みたいなことは思っちゃうよね。学問として不完全であって、これらの理論は経済の一側面を捉えてるだけ、みたいな謙虚さってないのかしら? とは正直思う。なんでそんな反論に対して論破してやるぜ! って態度なの?

あとまあ、特に前半の個人の満足度を行動の尺度にしているところ、それって実際の経済的な利益損失と違って人間の心を指標にしているわけで、それって経済学と違わない
? とは思うよね。「彼にとっては価値があることだからそう行動するのだ!」って、それあらゆる行動にだって言えちゃうし、それが数字に換算できないんだったら、この学問は一体何を扱うの? と思っちゃうよ。

しかしなー、この本が出た頃はこんなに日本の国力が低下するようには思われてなかったんだろうなー。日本の物価が高いなんて、まるで信じられないもんなー。