うーん……わからん。これは一体どういう感じで見れば良いんだ?
フェイクが横行する今の時代、マスコミに対する信頼がだだ下がりしているのは問題としてあって、アメリカがもし現状でシビル・ウォーに陥ってしまうなら、そこではマスコミの問題って絶対に避けて通れないところだとは思う。けど、そこに戦場カメラマンみたいな存在を持ち込んで、ロードムービーを作ることをいったいどう解釈したら良いのかいまいち把握できない。こんな命懸けで写真を撮る人たちを見たら、マスコミすごい! 民主主義には大事! ってなるわけじゃねーよなー。
いや、これって単純にそういう細部をオレが見逃しているだけなのか? いやまあでも、自分の命を庇った人間の死の瞬間にさえシャッターを切ってしまうのは、何かの主義主張とはかなり違う動機で物語が展開しているように感じてしまうよなあ。