ガチラノ

死ぬほどどうでも良いわ…

ポイズニング: 食に潜む汚れた真実

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色んなサブスクサービスを渡り歩いているけど、普通の映画は他のサービスでもそのうち回ってくるだろうし、Netflixオリジナルの作品をどうしても集中的に見るよなあ。でもってオリジナルだと、自然とドキュメンタリー系の作品が多くなってしまうのだった。

で、今作は食中毒を巡る話。食品産業とロビー活動の問題は、生命倫理や持続可能性の辺りで、近年良く取り上げられる印象だけれども、ここまでドストレートに食中毒の話題を取り上げるとは思わなかった。利益を優先した企業が食の安全性を疎かにしているというのは、まあ確かに恐ろしい話ではあるけれども、まあそういう恐ろしさがあるよね、という想像力の範疇に留まっていた感はある。実際O157はきちんと対処できたわけだし、普通に現実の問題としてきちんと対処していきましょう、という話であって、他のもっと構造的に難しい問題とは、ちょっと次元が違うように思うのだった。EUですでに対応が進んでいる、って聞くと、いやそれは単なる制度の問題じゃん! って感じだし、日本の場合がどうなっているかわからないと、何とも判断しようがないというか。

いやまあそれよりも、実際の食生活できちんと火を通さなきゃいけませんよ、みたいなところの方が、自分にとっては深刻な問題だったりする。食品衛生については、もっとちゃんと学んでおくべきだったよなあ、と思っているので……