ガチラノ

死ぬほどどうでも良いわ…

さいはての用心棒

 

Googleで検索したら「ジェンマ物としては凡作の類。」とか言われてたけど、オレ的にはそんなに嫌いじゃないなあ。場面場面でのアイディアはそこそこはっきりしているし、アクションも結構派手だし、ラストの決着の付け方もベタだけどやることやってるし。途中で会った爺さんのシーンとかは、いやまあそうなるのは見え見えだけど、やっぱり「ほほう……」となってしまいましたよ。そりゃまあめちゃくちゃ面白い! って感じではないけれども、単純なのは嫌いになれない。

しかしマカロニウエスタンの「南軍」「北軍」の概念って一体何なんだろうなあ、と思う。そもそも俺がアメリカ映画の南北戦争の機微がわかってないのかもしれないけど、イタリア人はそこら辺よく理解できているのだろうか。人種問題とかそんなに植え込まれている感じもしないし、ちょっと良くわかんないんだよなあ。「続・夕陽のガンマン」も一応南北戦争の話なんだっけ? あれはエンタメとして面白かったから……とは思うけど、クライマックスの舞台は戦争ならではの場所ではあるのか……いやー、そこら辺の感覚がマジでよくわからんな。