ガチラノ

死ぬほどどうでも良いわ…

スウィーニー・トッド フリート街の悪魔の理髪師

 

うーん、ティム・バートンだけどあんまり面白くないな……

ミュージカルで原作もあるし、シナリオはその通りの流れなんだろうか? ティム・バートンって、いつもそのビジュアルイメージが持てはやされる印象だけれども、オレはなんだかんだストーリーを面白がってたんだなーとは思った。まあミュージカルだからしょうがないのかもしれないけれども、お話はそんなに捻ってないよねえ。

でも、それじゃあミュージカルパートが魅力的かというと、うーん、自分はあまり乗れなかったなあ。改めて思い返すと、ミュージカルって踊りのスケールが増して人が増える中に、その社会ならではの空気みたいなものが入ってくるのが、魅力なのかもしれないなあ。この映画は、狭く人と人の関係がメインで歌われる感じで、しかもキャラクターが変わり者ばかりだから、あんまり歌に共感する感じじゃなかったもんなあ。ミュージカルに向かない題材? って気はするんだけれども、いやはや映画化された以上は舞台には舞台の良さがあるんだろうし、これは映画でミュージカル化する時の問題なのかしら……?