ブルース・ウィリスにモーガン・フリーマンにジョン・マルコヴィッチにヘレン・ミレン……まあ、このメンバーが同じ映画でスパイで出てるだけでももう満足ですわ。スパイものだからって激しいアクションとか求めたりしないでしょ。
とはいえヘレン・ミレンの銃乱射シーンは大変お美しかったなあ。っていうか彼女だけ、戦闘シーン贔屓されてません？ 他のキャラクターの銃撃戦って全く印象に残ってないんだけれど、ヘレン・ミレンのインパクトが最高にある。
一方、どーしょーもなかったのはモーガン・フリーマンかな。っていうか、この人アクションってやってたっけ？ あんまり印象がなかったから期待してたんだけれども、アッサリ自分を犠牲にして死ぬみたいなポジションで、ストーリー的にもそんなにおいしくなかったよなあ。
ジョン・マルコビッチはまあさすが、という感じ。はいはいこの人がこういう変人役で、それがとても効いていますね十分ですね、となりました。いい顔してるよね。
でもって主役のブルース・ウィリス、今回はもうちょっとがんばってくれても良かったんじゃないかなあ、とは思う。役柄的に明らかにヤバイストーカー的な行為をしているので、好感持てるキャラとして演じるのなかなか難しいところ合ったかもしれないけど、それにしたってもうちょっとインパクトが欲しかったなあ。
とまあ、この４人の印象だけで感想が埋まるんだから、映画の意図としては全然オーケーなんだろうとは思いました。
