ガチラノ

死ぬほどどうでも良いわ…

宇宙から見た第二次世界大戦

 

前に「宇宙からみた地球」ってドキュメンタリーがなかなか面白かったので、じゃあ第二次世界大戦ってどーやるの? と思ったけど全然内容が違ってた。宇宙から見てる意味があんまりなかった。こんなんふつーに地図で示されてるのとたいして変わらないじゃないですか、もう。

と文句を垂れながらも、しかし普通に第二次世界大戦の流れを復習する意味では大変面白い内容で良かったです。第二次世界大戦って、同時に色んなところで戦闘が起こっているから、ひとつのストーリーとして流れを頭に入れるのがなかなか難しかったんだけど、こうやってアメリカの戦略を軸に東西に分かれて話をしてもらうと、なるほど大変納得がいきます。孤立主義から真珠湾攻撃で参戦したけれども、まずは工業生産でイギリスの援助が先で、太平洋の戦いもあったけれども、アフリカ→ヨーロッパを優先したのがなるほど納得の流れ。

あと、同時に『同志少女よ敵を撃て』をよんでいて、ちょうどスターリングラードの戦いにさしかかっていたもんだから、「あー! この地図見たことある!!」となった。ってか、スターリングラードって、中東の石油を手に入れるために落としておくべきところだったのね。なるほど大納得。

しかしこうやってストーリーを追いかけると、ノルマンディー上陸があったのちに、マンハッタン計画で原爆が落ちる結末までの流れが、言葉は悪いんだれども大変「ドラマティック」に見えてしまうよなあ。あと、広島長崎の原爆もそうだけれども、それと同等以上に東京大空襲も批判されていたのが大変印象的だった。