ガチラノ

死ぬほどどうでも良いわ…

ヒトラー

ヒトラー [DVD]

ヒトラー [DVD]

  • 発売日: 2010/10/29
  • メディア: DVD
 

ヨアヒム・フェストって、あー、「最後の12日間」の原作を書いた人でもあるのね。納得。

深く掘ると言うよりも、ざらーっとヒトラーの生涯をなぞっていて、まあなんだかんだ知ってるエピソードがたくさんあるなーと感心。ウィトゲンシュタインとか脳内に蘇ったりねー。テロ事件とか、世界史で一応読んだ覚えがあるんだけれども、こうやって流れで説明されるとオーなるほどと納得度合いが違いますね。退廃美術展とかの下りに興味があるんだけれども、そこら辺はわりとざらっと流されていたのでそこは残念と言えば残念か。

それにしても「映像の世紀」って感じ。ここまで映像資料が残っているっていうのは、ヒトラーの宣伝に対する意識の高さだよなー。そしてまあ改めて画のクオリティが高い高い。ふつーにカッコいいもんなー。スポットライトで演説とかあの高コントラストのモノクロで見せられたら参ってしまいますよ。

しかし自分軍事系には全然詳しくないので、だいぶ損をしているよなあと思う。さすがにここまで映画を見ると、一応パリ陥落からスターリングラード、ノルマンディー上陸とかそこら辺の流れはなんとなく掴んでいるつもりだけれども、そこでヒトラーが果たした役割とかドイツの技術力は実際どーなのとかわからんもんなー。あとロンメルが突然アフリカで出てきたので、あーそうか世界大戦なんだと改めて思い出してビックリした。そこら辺もうちょっと詳しければさらに楽しめるんだけどなー。