ガチラノ

死ぬほどどうでも良いわ…

ラブライブ! 第1期

へー、こんな話だったのか……サンシャインは沼津の関係で見たことがあったんだけれども、思いの他歪なアニメでビックリしてしまった。2期が当初から予定されていたかどうかわからんし、そもそもこの系統って全部語りきる形を目標としていないかも知れないけれども、それにしたって構成が歪でしょ。廃校にならないためにスクールアイドルをやる、という骨子が出てくるのが遅すぎるし、その解消のされ方もめちゃくちゃヌルッとしているし、「ラブライブ!」への出場も肩透かしになるし、いやーマジでこの脱臼する構成は異様だよなあ……

しかしその構成を可能としているのが、主人公の内面のなさであるし、アイドルものにおける目的意識の不在なんだろうなあ。小鳥の留学からクライマックスに向けてのストーリーが語られるけれども、そこで見つめ直した主人公の解消すべき障害が「エゴを貫き通す」というところにあるのは、「そんなんで良いの?」と思ってしまうし、「それを受け入れるの?」と思ってしまうよね。まあ「アイドルになりたい」という動機に理由は必要ないというのがアイドルものの前提ではあるのだろうけれども、それにしたって他の悩みや望みがゴリゴリッとアイドルへの憧れに押し潰されていくのは、うーんなるほど納得するけどそれで本当にいいの? とは思うかなあ……まあ良いんだろうなあ……