引き続きペリドットの魅力にメロメロ……かと思ったら、ラピスにやられている自分もいる。様々な感情を抱えたキャラクターの中で、彼女の抱く絶望が圧倒的にかける言葉がないというか、年月の重みがあってしんどいよね。行動原理が一番わからんキャラクターで、そこに強い魅力を感じてしまいますわ。まあ単純にああいうキャラが好きってのもあるんですけど。
イニシャルDがあったり個別のエピソードも色々面白いんですけど、ここまで来ると大きな流れの中でのキャラクターの成長が大変魅力的に思えちゃうよなあ。後半は特にアメジストの自己肯定感の育み方の話になっていって大変良い。それまでただの気まぐれキャラだと思っていたところに内面が発見されると途端にその魅力が増しますよね。
しかしスイカの話はまじで謎だな。あのエピソードを入れるのまじでよくわかんねー。いや、ああいう話が好きなんだろうなーというのは伝わってくるんだが。まあ、言葉もなく設定と動きだけで話を作るという意味では、大変アニメらしいアニメという気はする。