うーん、どうしようもねー映画だなー。年取ってからのジャック・ニコルソンの恋愛コメディってちゃんとコメディしてたと思うんだけれども、この映画ではいかにも中途半端というか……まだ微妙にイケメンっぽい振る舞いをしているのがまずいのかな? SEかに水をかけられたり、髪の毛爆発してたりするのが面白いと思うんだけれどもなー。
それにしても映画として犬が全然ワンダーをもたらさないのが大変物足りないなー。OPのアニメが完璧にそういう展開を示唆してたじゃん。ジャケットからも押し出されるような存在感じゃ、まあ、ダメだよねー。
あとまあジャック・ニコルソンの秘密がいまいちピンとこなかったのもまあ問題だったのかもしれないなあ。そりゃ麻薬捜査官の前で麻薬を作ってることを隠せとは言わんけど、もうちょっとこう彼の行動原理がわかりやすくハラハラドキドキしてもいいつくりだよねーコレ。最後の破綻のドタバタシーンも、それぞれの意図や繕ってきたものがないと、あんまり上手く機能しないというか…