ガチラノ

死ぬほどどうでも良いわ…

私の名はパウリ・マレー

 

Amazon Original のドキュメンタリーもちょくちょくこういうの作ってんのね。

ということで、公民権運動で過小評価されているという弁護士パウリ・マレーのドキュメンタリー。最近その辺りのドキュメンタリーを見ているので、ちょくちょく名前が出てくるよね。こないだも憲法14条の話とか見たばっかりだったし……

でまあ見始めたんだけれども、いやー、やっぱりマイノリティの視点って大事なんだな……という感想しかないですね、これ。黒人、というよりも人種が結構ミックスされてて、若い頃はホーボーとして各地を男装で渡り歩いて、性自認はクィアで女性のパートナーと長く暮らして……という。社会に対して常に違和感を抱かなければならない状況だからこそ、このような仕事ができた/しなければならなかったんだろうなあ。

そしてギンズバーグが出てくると「うおーでたー!」ってなっちゃいますね。でも彼女が「聖職者になったのは困惑した」みたいな話をしているとまあ笑っちゃうわね。もちろん元々信心深い人ではあったのだろうけれども、信仰ってのは人生においてよりどころになるんだなあ、というのを突きつけられるというか……アメリカの民主主義と宗教の関係って、実はここら辺の問題の根幹を為してるんだろうなあ、と思うんだけれども、流石にちょっと文脈が追い切れないですよねー。