うーんまたこのなんとなくイイ感じの話だな。身構えて見てしまう。おっさんが自分の死を目の前に身仕舞いをするとかいわれたら、まあ普通なんとなーく自分の死を想像して共感してしまうわけで、作品の善し悪しにかかわらず見入ってしまうよねー。セックスに見入ってしまうのと同じ。それ自体が悪いことではないと思うんだけれども、基本的に下駄は履かせやすいので身構えてみる。それが良いことかどーなのかは知らんけど。あと老犬も危険ワードだよな。思った以上に作品に出てこなかったからまあよかったけど、あの犬とコミュニケーションシーンがあったらさらにヤバかったと思う。犬は危険。
で、身構えてみると息子との情報の行き違いくらいしかハッとさせられた箇所はなかったよーな気もする。まあふたりのおっさんの顔の情報量になにがしかを見出してしまって色々感じ入るところはあって、それはそれでいいのかなー。うーん全然よくわからんなー。最後のセックスも、うへーそんなところでしかもそんな生っぽい撮り方するのかーとぎょっとさせられはした。ビックリしたなあ。でもそういうものなのかなあ。
