ガチラノ

死ぬほどどうでも良いわ…

ドッグ・イート・ドッグ

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わははははこの顔ぶれでこんな映画撮るのか。謎。ポール・シュレイダーって『タクシードライバー』の脚本の人だよね? いやー、謎。どういう顔で見れば良いのかサッパリわからん映画である。

ウィレム・デフォーは頭から最高にキレキレで、ハイになってピンクのデブ妻&娘を弾みで殺人しちゃっててへぺろ、でこの映画本当に大丈夫かおかしくね? と思うのだけれども、うーんやっぱり思い返してもこの映画全体的におかしいな。三者三様の情事失敗パートの映画としての中折れ感とか、途中で突然起こる殺人アクシデントの物語になってなさとか、そこから突然前触れもなく起こるそれぞれの死とか、うーんこれどーしょーもないよなあ。「共食い」って意味らしいけどこれ最早共食いにもなってないよね。3匹の犬が突然別々に死ぬ! みたいな感じ。

まあなんにせよウィレム・デフォーの冒頭の切れっぷりが切れ過ぎてて、ニコラス・ケイジやらもうひとり(名前も知らない)やらの役割がちょっと印象残らなすぎてなあ。いやスキンヘッドのおっさんも大変濃いキャラであるはずなんだけどなあ。なんかこうもうひと踏ん張りして欲しい。けどなあ、そういうきちんとしたキャラ付けする映画化っていうと、違う気もするもんなあ。うーん……