ガチラノ

死ぬほどどうでも良いわ…

ジョン・マカフィー: 危険な大物

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マカフィーやべー。今まで認識してなかったんだけど、いやーほんとやべーなー。

アンチウィルスで一度は目にしたことのあるあの赤いアイコンのマカフィーが、社内でセックスコンテスト行ったり別荘でヨガしてスピリチュアル本出してたりの奇人だった、って時点で結構お腹いっぱいなのに、リーマンショックで財産失って中米に移住して地元警察を買収してギャングを雇って好き放題、隣の家の住人を犬のトラブルで殺人依頼、国境を越えて逃げ出して捕まってアメリカに送還されてトランプの時の大統領選に立候補。こいつは一体何なんだ。頭おかしい。

でもこのドキュメンタリーはさらに頭がおかしくて、マカフィーが中米贅沢三昧時代に大量の女性を囲ってたんだけど、そこで女性は性行為を強要されなかった代わりに、穴の空いたハンモックに座らされてマカフィーが口を開けて「新鮮なものをくれや」ってスカトロ遊びに興じていたとかいうのを、実際に囲われてた女性の口から言わせてるのヤバくない? 殺人もほぼ依頼された殺人者はこいつだ! みたいなこといってるのヤバくない? それが事実だったとしたらふつーにアウトだし、仮に事実じゃなかったとしてもそういう映画がこういう格好で公開されてるのってかなりすごいことではなかろーかと、ドキュメンタリー映画の強さを改めて思い知らされるのであった。